色んな塗装・色んな仕上げ Various paint・Various finish

お客様の外壁によって最善の塗装は変わります。

『塗料』と一口に言っても、多種多様な種類があり、それぞれ特徴を持っています。
多くの種類の中から、塗る部位の素材・劣化状況等を総合的に考えて、適材適所な種類の塗料を選定し、
適正な施工方法で施工するのが塗装業者の重要な責務であると当店は考えます。
以下に建築塗装で良く使用される代表的な塗料の種類と適応塗装部位を御説明します。

遮熱塗料

遮熱塗料

『高日射反射率塗料』とも呼ばれており、太陽光に含まれ、太陽光エネルギーの約50%を占める赤外線領域の光を反射する事により、それを塗装された屋根や壁の温度上昇を抑える機能を持った塗料です。
居室内への効果は、建物の構造・素材、住まわれている人の感受性等により効果に差は有りますが、建物表面の熱の蓄積を抑える事により、ヒートアイランド現象への効果も期待されています。

  • THERMOEYE SERIES 遮熱というスタンス。
  • (社)日本塗装工業会 遮熱塗料 資料ダウンロード

クリア塗装

クリア塗装

通常の塗替仕様では、下地を塗りつぶすためデザイン性の高いサイディングボードの場合、サイディングの元々の模様は見えなくなってしまいます。高意匠ボード用クリヤを塗ることによって、経年劣化によるツヤの低下した状態もツヤが出て、模様もハッキリと見えるようになります。
紫外線カット機能もありますので、劣化の大きな要因である紫外線から外壁塗膜を保護することが出来ます。注意すべき点はクリヤがゆえに下地を隠すことが全くないため、落ちない汚れやキズ・著しい退色が有る場合、そのまま見えてしまう事ですが、劣化現象があまり目立たないうちに施工されるならば高意匠性ボードにはイチオシの塗料です。

  • ウレタン系塗料

    主に、シンナーで希釈するタイプの『溶剤型』と呼ばれるものがよく使用されています。綺麗なツヤあり仕上となり、水・薬品・油に強く塗膜も強靭です。上塗用塗料として、建物のほぼ全ての部位に使用することが出来ますが、当社では雨戸などの鉄部、破風・鼻隠等の木部の塗替えに使用しております。

  • シリコン系塗料

    現在、建築塗装において外壁上塗材として最もよく使用されているのが、水性シリコン系塗料です。耐候性(耐紫外線性)に優れ、塗膜も緻密な事から、汚れもつきにくく、耐用年数も長いです。
    水性のものはシンナー臭もないので、環境へも優しい塗料です。ウレタン系とシリコン系のハイブリッド塗料もあり、各塗料メーカーでも特色の有る商品が扱われています。当社では、サイディングボード、ALC、PC、モルタル等様々な壁面の上塗用として使用しております。

  • アクリル系塗料

    以前は外壁の塗替え・新築時の塗装には決まってアクリル形のものが使用されていましたが、上記のウレタン系・シリコン系と比較すると耐候性に劣り、耐用年数が少ないため、外装塗装に使用する事は少なくなって来ましたが、室内壁面等ではよく使われています。特に『室内環境型』などと呼ばれる水性のものは、塗装時の臭いがほとんど無く、戸建はもとより飲食店、学校、病院などでは不可欠の塗料です。

デコレイティブペイント

店舗・ディスプレイに効果大!!

  • 木目調木目調
  • 大理石調大理石調
  • スエード調スエード調

『保護』・『機能』・『美観』とよく言われますが、その中でも『美観』を追求していって出来た物の一つにデコレイティブペイント
(以下:デコペ)が有ります。上の写真を見てください。塗装に見えますか?これらは全て当社の塗装職人が描いたものです。
この技法を使えば、味気ないコンクリートの柱が大理石の柱のように見えたり、冷たい鉄の扉が暖かみを感じる木の扉に見えたりと、
普段の塗装工事の中にアクセント的に上手く取り入れる事によりとても面白い効果が得られます。
実際に塗装したものが当店の店内にディスプレイして有りますので、ぜひご覧下さい。一見の価値、あります!!

当社施工例

  • 当社施工例
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塗装技能作品展で表彰されています!